2014/10/08 22:46:26
塗料調色技能試験 その弐
塗料調色技能試験 その弐
作業試験
2014年から、それまでの3色 合成樹脂調合ペイントが無くなり、2色、2時間15分での検定でした。実質の試験開始時間は10時近くからだったともいます。
それまでは、試験官の方から実技試験問題にそくした試験説明を丁寧に受けました。
支給材料を確認して、早速調色に取り掛かりました。
まずは、自分の作業スペース全体を支給されたペーパーウエスで敷き詰め、用意したマスキングテープでエッジ部が浮いてこない様に張り付けました。日頃の私の大雑把な性格を知っている方から見ると別人に思えるくらい綺麗なマスキングでした。
作業スペースの右側にエマルション、左側にラッカー原色を置き、提出用の塗板はエマルション用は指示通りマスキングテープを端に張り付けて、スタンバイ状態にして奥に置いておきました。とにかく塗料をひっくり返さないよう、邪魔になる資材やすぐに使わない資材は奥側においておきました。
初めに取り掛かったのは、エマルションペイントでした、容器は300mlポリカップでしたので、30ml程度白を入れ、初見でオーカー少々 錆 気持ち多め 黒 少々で wetの状態で基準色と比色すると赤みが強く淡かったのでオーカーと黒を入れ塗板に棒塗りをして乾燥させました。乾燥している間、ラッカーに取り掛かりました。同様に30ml程度黄色に青 少々 白 少々でwetで比色、基準版が濁っていたので黒を少々、青味が足りなかったので、勇気を持って青みをガッツリ入れ、そんなこんなで基準色よりやや淡い棒塗り乾燥時の色ができました。ラッカー色は、吹付けにての塗板提出なので、(テスト吹きは2回まで)早速1回目のテスト吹きを行いました。
吹付けると台風前日の大雨だったこともあり、直ぐにボケてきたのでリターダを少し入れ数回吹付けました。dryにすると、棒塗りでは黄味が効いていたものが吹付けでは黄味よりも青味が感じられました。棒塗りで青味を少し控えめに、黄味を強めにと方針を立てました。
こんな感じで試験開始30分程度、ここから徐々に量を増やして行きました。迷走飛行が始まりました。原因は2色とも黒味です。黒味を足せば近づくとは思っているのですが、黒を入れたくないそんな葛藤がありました。ちょうど200CC出来たくらいで諦めました。今の自分の技能ではこの辺が限界だと思い、塗板を2色とも製作して作業テーブルを清掃して貸し出されたガンを清掃、支給された資材を片づけて終了しました。
試験開始から、1時間30分くらいだったともいます。
後日送られてきた得点通知書には作業試験は、60配点中56点でした。(足切点 24)黒味を入れすぎて外した色を多く調色して減点されるよりも、結果的に諦めたのは、良かったのだと思いました。
振り返ってみての感想ですが、試験中は焦ります。量を増やし始めた時間帯は焦りのピークでした、落ち着いたのは諦めた瞬間でしょうか。どうせ、調色なんて同じにはならないんだから、こんなもんで納得しないと、自分に言い聞かせました。自分の技能なんてこんなもんよと。私の場合、開き直りが良い結果に成ったのだともいます。
試験問題の2色は、はっきり言ってヤラシイ色でした。エマルションは、決して濃くは無いのですが、黒味をある程度入れて濁さないと近づかない色味でした。
ラッカーは、黄味にしっかりと青味を効かせて緑色として黒味を入れて濁りを出さなければ近づかない色でした。試験基準色を決定された試験官に黒味を勇気を持ってどれだけ正確に入れられるか試さいる感じでした。
余談ですが、受験者が持参するもので、撹拌棒があります。ヘラ、割りばし、ガラス棒等とありますが、私は、樹脂の平たいヨトリヤマ撹拌棒 小を持参しました。エマルション ラッカー各1本計2本使用しました。撹拌と棒塗りを早くできるかが時間短縮につながると思い選択しました。正解だったともいます。ただ、ラッカーは、乾燥性が早く撹拌棒が汚れ、次回の棒塗り時に汚れる事が有ったのでシンナーで小まめに拭いておくべきだともいます。
支給された、ペーパーウエスは十分ではなかったのですが、何とかなりました。
ラッカー吹付け時は、雨降りだった事もありリターダは、提出塗板には添加が必要でした。
作業台等の清掃や片づけは、時間に余裕を持ってしっかりやるべきだと思います。
使用中の塗料は転倒して流れても再度配布はして頂けないらしいので、撹拌棒等を塗料に挿して作業しない方が良いともいます。私は、ペーパーウエスで箸置きの様にして寝かせて置いておきました。