塗装教本虎の巻(塗装のやり方説明)
其の一 塗装を極めるには、素材の特徴と塗料について理解する。
どんな塗料も、何にでも塗れて綺麗に仕上がるものではありません。
塗料選択の考慮ポイント
�‥匹襪發両�態確認(部材・旧塗膜があればその状態)
��塗装条件(刷毛塗り・ローラー塗り・吹付け・周囲の状況等)
�5瓩瓩訶彬貔�能(耐候性・耐汚染性・耐久年数・衣装性等)
例1 庭の鉄骨柱にサビが発生。
工程1(ケレン)
サビが発生した場合、ほっておくと鉄が腐食してボロボロになり腐ってしまいます。そうなる前に処置する事が必要です。
サビの上から塗装してもいずれは剥がれてきます。サビが完全に落せない場合は、ペーパー等で落せるだけ落してサビ転換剤(レノバスプレー等)で安定した黒サビに転換するのも一つの方法です
工程2(足付け)
塗装する全体を軽くペーパーで傷をつけます。(足付け処理、塗料の密着力を強化する、塗装のテクニックです。)塗装面のゴミ等を布等で清潔にします。
工程3(サビ止め塗装)
サビ止め塗料を一回ぬります。(下地の塗料によってサビ止め塗料の選択が必要です。)
乾燥時間(塗装間隔やインターバル、塗り重ね時間とも言いますが、次の塗料を塗っても良い時間です)を正しく守り、上塗り塗料を塗ります。
工程4(上塗り)
一般的に2回以上塗り重ねる方が綺麗に仕上がります。極端に厚く塗りすぎても良くありませんが。
其の二 状況に応じた塗料の選択を行う。塗料について学ぼう!
其の一での例1で挙げた、錆止め塗料や上塗り塗料ですが、塗料の種類を変える事により様々な特徴を付加する事が出来ます。
★耐久年数を持たせる。
★対候性を上げる
★ツヤを持たせる
等
当然、塗料に特徴を持たせることにより塗料の価格が上がることもあります。
例2
雨が降れば水跳ねで常に濡れる鉄骨階段に錆止め塗料を塗る。周囲の環境によって錆止め塗料を選択。
提案1
シッカリ錆止め効果を期待するのであれば、エポキシ樹脂系の錆止めを塗装し、屋外であればウレタン樹脂で色をつける。
其の三 使用塗料の使い方を理解しよう。
塗料を使用する(塗装する)には、その塗料の塗装工程を理解する必要があります。
塗装する素材のケースにより異なりますが、一般的に
1 素材の下地処理(研磨や洗浄・剥離等)
2 塗装の方法に適した塗料の薄め方(スプレーガンでは、シンナー量が何%であるか等)
3 混合型(主剤と硬化剤とを混合後使用する塗料)塗料であれば混合比率と混合後どのくらいの時間使用できるのか。
4 塗り重ねるときの時間。
5 塗装した素材がどのくらいの時間で使用できるのか。
以上のことは、塗料のカタログを請求すれば記載してある事項です。
其の四 塗装の基本を理解しましょう。
例1
一般鉄部用の上塗り塗料を、一度に極端な厚みを塗装した場合ナカウミという現象が起き表面は乾燥しますが、塗膜の内部が弾力を持っていつまでも塗膜を押すと押し跡ができます。この種の塗料は数回に分けて極端に暑く塗装しないのが基本です。
例2
厚膜型床用塗料や厚膜型防水塗料の場合、厚く塗りこむ事が塗膜として期待される機能性塗料です。コテや流し込みによって塗装する塗料です。
例は極端な例を挙げました、簡単に言えば塗料には様々な用途がありカタログや販売員のアドバイスを聞いて塗装すれば失敗する事は少なくなると思います。
塗料は、化学製品ですので事前の知識は必要です。
其の五 塗装のプロから教わろう。
初心者にとって、この塗料の塗り方はこれで良いのか。不安になる事が多くあると思います。そんな時、頼りになるのが同じ塗料を塗った事のある上級者(プロ)の一言です。
近くにプロがいない場合は、弊社の様な販売・施工業者に聞いてみるのも一つの方法です。
例1
塗料の説明書(カタログ)通り塗ったのだが、これで良いのだろうか。
塗料の良い施工は、均等に艶がある、ムラがない、下地との密着に異常がない等、見た目の現状で判断する事が多いのが現状です。経験者は、正しい施工をするとこんな状態になるというイメージを持っています。初めての場合は、アドバイスをもらう事も重要だと思います。