塗料調色技能試験 その四
塗料調色技能試験 その四
作業試験 要素試験 は、倉敷で受験しました。
私の得点は、81点で 100点満点で 合格基準が60点と明記されています。
私の場合、作業試験で得点が取れたので助かりました。
要素試験について個人的に、多くの疑問があります。40代半ばのヒネクレタオジサンになってしまった私は、資格試験を受験する時、出題者の意図を考えることが多くあります。
作業試験時は、その弐でもふれたように課題色に調合するには黒味量受験者が悩むであろう色味にしてあるんだなぁと感じました。ですが、要素試験では、実物判定について仮に溶剤や塗料が無地缶にあったとしてそれを臭いを嗅いで製品を判断することは、現場ではありえないともいます。100%の核心を持って判断できない以上、製品として出荷、販売できないはずです。本来は、混在しないよう確実なラベル管理や容器等の色などで作業を区別すべき問題だともいます。有機臭を嗅いで判断することも健康上避けた方が良いともいます。
色の目視判定について、私は、恥ずかしながら彩度の差と明度差の色差判断に迷うことがあります。彩度は色の鮮やかさ、明度は色の明るさだとは理解していますが、黄色などの明るめの色相の場合、明るく鮮やかな色差を判定するとき良く悩みます。現場においては、高彩色の場合、白原色のボケ感で判断します。知識としては、三属性は必要かもしれませんが、調色作業現場では、塗料として原色を混合するとどう変化するかを判断していくもので、学術的な判断ではないともいます。色差判断では、同じ紙に3色貼り付けてありましたが、調色現場では、塗板を離して比色する事は在り得ません。必ず基準塗板を上にしたり下にしたりしながら比色します。離して比色する事は、基本から外れているともいます。できたとしてもそれは曲芸です。私は、多くの塗料関係者や塗装関係者の技能者の方々にお会いしてきました、お会いする前は、スペシャリストとは、特別な才能で凡人にはとても真似出来ない技能者であると思っていました。実際、技能者の方々にお会いすると総じて言えるのは、基本を大切にされていると言うことです。決して難しい曲芸的なことはされません。なぜなら、そんな事をすれば、失敗の確率が高くなり尚且つリカバリーが難しくなるからです。私は、問題として出題されるなら塗板は、実作業と同じく接触させて判断させるべきだと思います。2種類試料の10段階を考える問題ですが、どんなケースを想定されているのか私にはわかりませんでした。仮にグラデーションを製作する時、配合率の異なる色を2色作ってそれを任意の割合で混合して塗装することもありますが、段階を判断する必要もないともいます。色見本の原色混合量判定について、私は答えは1つなのだろうかと疑問を持ちます。
回答の選択肢の原色名は、慣用色名でした、オーカー 錆 等。塗料の種類やメーカー名等の明記は在りませんでした。私のメインの調色は、N社のウレタン塗料ですがメーカーの特徴でしょうか、オーカーの効きが悪く相当量入れないと黄味が出ない場合があります。
つまり、2番目3番目の原色にはメーカーや塗料の種類によって逆転することは十分考えられると思います。選ぶのであれば、その原色の原色単体の色味と淡彩時の色足を見ないと判断できないのが本当ではないかともいます。私は、技能者とは現場のスペシャリストと考えているのですが、最近、そうでは無いのかも知れないと思っています。
40代オジサンのボヤキでした。
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