松谷塗料店塗装勉強会
講師
勉強会でのテーマは、鈑金塗装工程のデント補修作業を対象としました。(軽補修)
A.M.10時からスタートし、関西ペイント株式会社の最適下地工法に即し、(一部今回使用したパーツにより工程変更あり)実際工程を体験して頂きました。
関西ペイント講師 松本氏からの説明を聞きながら、カタログを見られている様子です。
講師の松本氏による、自動車部品(フェンダー)によるハンマーでの打痕作成の様子です。
黒板による、打痕による鉄板のヒズミ説明風景です。
打痕中心部が凹む事により、その歪が回りに出ることにより周辺部が高くなっている事の説明です。
高くなっている周辺部を叩いて引っ込める作業風景です。
旧塗膜と今から盛るパテ面との境界に、なだらかな傾斜を研磨で作ります。
フェザーエッジと言いますが、フェザーエッジを作ることの意味と注意点の講習風景です。
フェザーエッジの標準は各膜が5mmづつ位だそうです。
写真は、上部が断面 下部が上から見た図です。
シングルサンダーにて、打痕部及び周辺の塗膜を剥離します。
シングルサンダーは、研削力が非常に強いサンダーですが、同時に発熱があるので、注意が必要です。
※注意事項
サンダーを塗膜面に当てた状態で回転をさせる。
決して、回転しながら、塗膜面に当てない。
ダブルアクションサンダーにて、フェーザーエッジを作ります。
パット面と塗膜面の傾斜角は、指が一本入るくらいだそうです。
皆さんの作業風景です。
皆さんには、アルミの複合版A3サイズで作成して頂きました。
自動車の鋼板とアルミとでは実際は異なるのですが、今回は作業場の問題でこういうかたちになりました。
今回使用した、関西ペイント社製の中間パテクラスで、実際に電子秤で計量をして頂き、硬化剤比率を目で見て頂きました。
写真は、主剤50g硬化剤1gです。
パテを使用するときの硬化剤比率は1%〜3%ですので、今回の2%は標準の量です。
現場でよく言われるのが、パチンコ玉1個に、ゴルフボール1個でしょうか。
実際見ると、主剤の方がゴルフボールより若干大きいような気がします。
練り方の実技の様子です。
松本講師の練り方は、現場とは一味違う練り方を見せて頂きました。
注意事項
均一に練る・空気を抱込ませない・手早く作業する。
実際のパテ付けの様子です。
第一段階として、薄く色々な方向にパテを扱いて付けてゆきます。
傷に押し込むように塗り付けてゆきます。
シゴキツケです。これを行っていないとパテの密着不良の原因になります。
パテの本塗りです。
一番、厚みのある所から塗り空気をかまない様に、パテへらの角度を徐々に寝せながら、塗布してゆきます。
最後に、パテ枕(へらの継ぎ目の段差)や周辺部の厚みが付きすぎた所を、取り除きます。
パテ練からここまでの作業を5分以内で終了させます。
パテ乾燥後、
ダブルサクションサンダーで面だしを行います。
注意点としてサンダーを上から抑えず自然な回転で研磨してゆきます。
ファイルを使用して更に、磨ぎこんでゆきます。
注意点として、力を入れない事と、ファイルの短い面に平行に移動させながら研磨することです。
手で傾斜を確認しながら、研磨します。
余計な高低が無くなったら、研磨終了です。
サフェーサーの工程に移ります。
リバースマスキングによる利点の説明の様子です。
上図の説明です。
早速、ブース内でパーツを松本講師がサフェーサー塗装されました。
ちなみに、今回は、関西ペイント社製のH−SフィーラーAタイプ(5:1ウレタンサフェーサー)を使用しました。
皆さんのA3複合版もサフェーサーを塗装し、乾燥します。
御昼休憩です。
午後講習の開始です。
講師の交代です。
午後からは、アネストIwata社の森講師に、現状のエアーガンについて講義を受けました。
内容は、現行のエアースプレーガンの特徴とウレタン塗料を吹付ける時の推奨設定の説明を受けました。
再び講師の交代です。
関西ペイント社によるサフェーサー上の巣穴処理の説明です。
使用資材は、関西ペイント社製のコンビネーションパテ(ラッカーパテ)を使用しました。
ここから、2班に別れていただきました。
1班は、アネストIwata社講師によるガンの設定方法を学んでいただき、もう一斑は、関西ペイント社講師による基本吹付け動作(ガン距離・ガンの運行速度)を写真のターゲット票で確認して頂きました。
ガンの運行速度基本は、30cm離しの1m/1秒です。
アネストIwata班の様子です。
ソリッド塗料を使用して、エアー元圧をお伝えせず自分の吹き易い設定(ガンでのエアー圧調整・吐出量調整)にして頂き吹付けして頂きました。
関西ペイント班のターゲット票の塗装風景です。
均一にムラ無く塗装する運行動作を確認して頂きました。
皆さんの日頃の癖が明らかになってゆきます。
アネストIwata班での様子です。
皆さんの設定を、森講師が記録してゆきます。
アネストIwata班
いったんブースを離れ、皆さんの設定方法をみんなで検討をくわえてゆきます。
検討が終わると、再度ブース内でアネストIwata社が考える基本設定で、同様に吹付けて頂きました。
関西ペイント班です。
ターゲット票での確認が終了し、個々の複合版で上塗りを塗装している様子です。
塗り残しが無いかすかして見ている様子です。
アネストIwata班です。
前回(自己流)と今回(アネストIwata基本設定)で如何感じ
たかの検討風景です。
班の担当講師がチェンジし同様な、講習を繰り返しました。
ちなみに、左の写真は貴重なショットになりました。
最後に、全体でアネストIwata社、森講師によるガンのメンテナンスの講義です。
この後に、各講師陣にたいして質疑応答を受けていただきました。
今回の勉強会を終えて、お忙しい中御参加頂きました御客様には、心から感謝いたします。
有難うございました。
講師の関西ペイント株式会社及びアネストIwata社様にも、無茶な私の要望に答えて頂き本当に有難うございました。
今回、弊社が企画した内容を1日の講習で行うことは無謀であったのかも知れません。
参加頂いた御客様には、多くの事をお伝えしすぎて消化不良の様に感じられたかもしれません。
ただ、弊社として何か1つでも日々のお仕事に役立てて頂ければ、弊社として大変あり難く思います。
弊社の準備不足・設備不足で両社の講師方が伝えたかった事において、正確にお伝えでき無かった点があったと思いますが、次回には改善を行いより充実した勉強会が行える様努力してゆきた
いと思っております。
有限会社 松谷塗料店 勉強会スタッフ一同