塗装用語集【ま行】
【ま】
マスキングとは(masking)
マスキングとは、塗料を塗りたくない部分を紙などで覆い隠すこと。養生とも言う。
マスキングテープとは(masking tape)
マスキングテープとは、色の塗り分けや、塗りたくない部分の区切りなどに用いる粘着性の紙テープ。
マンセル表色系とは(munsell system of color)
マンセル表色系とは、アメリカの色彩教育者A.H.マンセルが考案した表色系。
色の三属性を色相(Hue)明度(Value)彩度(Chroma)で表し、色の感覚的に等明度になるように分類整理した。
色票は1929年にMunsell book of colorとして発表された。これを1943年米国光学会で測色し、表色率の尺度のズレを修正したものを、修正マンセル表色系といいJIS−Z−8721(三属性による色の表示方法)はこれによっている。
【み】
磨き仕上げとは(polishing)
磨き仕上げとは、ラッカー塗膜などの最終工程で、塗膜を磨いてツヤを出す方法。
研磨剤には、ポリッシングコンパウンド・ワックスなどが用いられる。
水洗いとは(washing)
水洗いとは、脱脂・防錆などの化学的処理や水研ぎのあとで行う清掃工程で、通常清水でシャワーする。水洗いが不十分だと塗膜のブリスター(フクレ)の原因となる。
水切り乾燥とは(dry off)
水切り乾燥とは、金属の表面処理後や塗膜の水研ぎ後の水分を、すみやかに取るために加熱乾燥すること。赤外線や熱風乾燥炉が用いられる。
水研ぎとは(wet sanding)
水研ぎとは、耐水研磨紙・砥石・研ぎ炭などを用い、水をつけながら塗膜を研ぐこと。からみが無く平滑に研げる。
ミストコートとは(mist coating)
ミストコートとは、霧状にうすく塗料を塗ること。
メタリックエナメルなどは一度に厚く塗るとメタリックムラや流れが出るので、最初は霧状に薄く、まばらに吹き付け、数分後に本塗りをする。
ミルケースとは(mill scale)
ミルケースとは、鋼材の表面にできている黒皮(酸化鉄の層)のことで、製鋼時の熱処理の際に出来る。黒皮は酸洗いや、ブラストクリーニングで除去してから塗装する。
【む】
無機顔料とは(inorganic pigment)
無機顔料とは、鉱物性顔料と呼ばれる無機化合物からなる顔料。有機顔料に比べ、隠蔽力が大きく耐候性・耐熱性・耐溶剤性などが優れているが、色の鮮明度や着色力は小さい。
用途別には着色顔料・体質顔料・錆止め顔料などに分類される。
代表的な無機質着色顔料には、次のようなものがある。
白系(酸化チタン)
赤系(酸化鉄 ベンガラ)
黄系(黄土 オーカー)
茶系(アンバー)
緑系(クロムグリーン)
青系(紺青)
黒系(カーボンブラック)
無彩色とは(achomatic color)
無彩色とは、白・灰色・黒のように色取り(色相・彩度)をもたない色の群をいう。neutral colorともいい、マンセル表色系では、N10は純白、N0は純黒、N5は灰色を表す。
ムラ消しとは(eliminatroion of mottling)
ムラ消しとは、メタリックやパールの塗装で、アルミやパールが、ムラを消すため、シンナー希釈率を高くしたり、スプレーガンからの吐出量を絞って塗装する作業の事。
【め】
明度とは(value)
明度とは、色の明るさの度合いをいう。
白は、明度が高く、黒は明度が低い。