塗装用語集【な行】
【な】
流れとは(sagging)
流れとは、塗られた塗料が流動して、塗膜に不均一なタレやたまりを生ずる現象。
鉛系顔料とは(lead pigment)
鉛系顔料とは、黄鉛などの着色顔料や、鉛白・鉛丹・亜酸化鉛・シアナミド鉛・鉛酸カルシウムなどの防錆顔料がある。
【に】
ニゴリ仕上げとは(Clear blend finish)
ニゴリ仕上げとは、ソリッドカラー・メタリックカラーなどにクリヤーを混合して塗装する仕上げ。
ニゴシ仕上げともいう。
にじみとは(bleeding)
にじみとは、下塗りまたは下地の色が、上塗りした塗料に溶けて、上塗塗膜に浮き上がってくること。
ブリードとも呼ばれる。
ニードル弁とは(needle)
ニードル弁とは、スプレーガンの塗料ノズルの弁としての働きをする針状の棒。
【ぬ】
ぬれ色とは(wet color)
ぬれ色とは、塗装後、乾燥前の塗膜の色をいう。
木材にクリヤーを塗りこむと、水を含んだ様に黒付いたまま仕上がることを、ぬれ色になるともいう。
【ね】
熱可塑性とは(thermoplasticity)
熱可塑性とは、熱を加えれば柔らかくなり、冷却すれば硬くなることを繰り返す性質。
溶剤蒸発形塗料は一般に熱可逆性である。
熱硬化性とは(thermosetting property)
熱硬化性とは、樹脂などが、加熱すれば硬化して不溶性・不融性になり、元の軟らかさには戻らない性質。焼付塗料・触媒硬化型塗料などの塗膜は、熱硬化性である。
粘土とは(viscosity)
粘土とは、流動する物体の内部に生ずる抵抗を粘土という。
粘土は流体に加わるセン断応力と、セン断速度の比で表される。この比が、セン断応力に無関係に一定のとき、これをニュートン流体といい、これが本来の粘土である。塗料の粘土は塗装作業性に関係し、シンナーで希釈して粘土調節する。
現場での粘土測定には、良くフォードカップとストップウォッチで測られる。
【の】
ノンブラッシングとは(non blushing)
ノンブラッシングとは、ラッカーなどの塗装の際、塗膜の白化(ツヤ引け)を防止する目的でシンナーに添加して使用する高沸点溶剤。ラッカー用とウレタン用の2種類があるので使い分けが必要。
ノンリーフィング形アルミニウムペーストとは(non leafing type aluminium paste)
ノンリーフィング形アルミニウムペーストとは、アルミニウム箔片に、脂肪酸やミネラルスピリットを加えてペースト状にしたもの。塗料に混入し、塗膜になった時は、膜の上層に浮かず、膜中に一様に分散してハンマートン効果やメタリック効果をしめす。